Suiri/Sinriの遊び方|二人用心理戦ボードゲーム「Suiri/Sinri」

Suiri/Sinriの遊び方

心理戦が面白い!二人用“考えるじゃんけん”ボードゲーム

2人いれば気軽に遊べて、カードの種類も6枚だけなので覚えやすいシンプルなゲームです。シンプルですが、お互いの心理をいかに見抜くかが勝利のためのポイントです。
カードに描かれたキャラクターは、それぞれ相性が決まっています。相性は、いわゆるじゃんけんのようなものです。相手がどのカードを持っているのか、相手がどうカードを動かすかを考えながら、自分のカードの動かし方を決めなくてはなりません。
Suiri/Sinriはつまり、心理戦が楽しめる二人用のボードゲームであり、“考えるじゃんけん”です。心理戦はわずか5分ほどで勝敗が決まります。短時間で勝敗が決まるので、何度も繰り返し遊ぶこともできますし、複数人で交替で遊ぶのもおすすめです。

Suiri/Sinriの詳しいルール

ゲームの準備

いずれかの方が6枚のキャラクターが描かれたカードをよく切ってください。
まず、お互いに1枚ずつ、キャラクターを伏せて裏向きでカードを1枚ずつ配ります。最初に配ったこのカードが、各プレイヤーの最初の手持ちのロールとなります。
次に任意で3枚を選んで、向かい合ったテーブルの真ん中に裏向きで並べます。これはセンターロールと呼ばれる3枚です。
最後にセンターロールの脇に少し離れた場所に、裏向きで1枚置きます。これをサイドロールと呼びます。
各プレイヤーのロールをそれぞれに1枚、センターロール3枚、サイドロール1枚、合計6枚をテーブルに配置し終えたら準備は完了です。

ゲームの流れ

①ボードゲームの勝敗は、カードに描かれたキャラクターの相性により、最終的に有利なロールを持っていたほうが勝ちです。まず、先攻後攻を決めてください。
②先攻の方が、センターロールの3枚のうち、2枚を選んで相手に見せないようにカードに描かれたキャラクターを確認します。自分の手持ちのロールと、確認したセンターロールのうち1枚を交換するか、しないか選ぶことができます。交換したい場合は、裏向きのまま交換を行ってください。
③次に後攻が同じことを行います。
④そのあと先攻は、今度はサイドロールを相手に見せないように確認します。自分の手持ちのロールと交換することもできますし、交換しなくても構いません。
⑤最後に後攻はセンターロールのうち、まだ表側のキャラクターを確認していないカードについて、表側を確認せず、自分の手持ちのロールと交換するか考えます。交換したい場合には裏向きのまま交換し、交換しない場合はそのままにします。

※手持ちのカードに道化師がある方は、騎士、魔女、獅子、反逆者のいずれかに変身させなくてはなりません。変身したいキャラの色の角を相手に向けてください。

⑥最後に、2人で同時に手持ちのロールを表にします。相性表を見ながら、勝敗を決定してください

相性

相手に有利な相性のキャラクターを持っていたほうが勝ちになります。
騎士・魔女・獅子は互いに3すくみの関係にあります。そして騎士・魔女・獅子は全員が反逆者に強いです。
国王は騎士・魔女・獅子の全員に強く、反逆者に弱いです。
道化師は国王以外に変身しなければならず、何に変身したかで相性が決まります。

道化師について

道化師のカードを持った方は国王以外のどのキャラクターに変身するか、相手にカードの色で示さなくてはなりません。騎士なら赤、魔女なら青、獅子なら緑、反逆者なら紫色に染まっている角を相手側に向けて配置してください。
変身したキャラクターと、相手の持つロールのキャラクターとの相性で勝敗が決まります。例えば、道化師が変身した獅子は国王に弱く、反逆者なら国王に強く、魔女と騎士なら魔女が強いです。
ただし、変身したキャラクターと相手の持つロールのキャラクターが同じ場合、変身したキャラクターは本物には勝てません。例えば、騎士に変身した場合は本物の騎士には勝てず、道化師が反逆者に変身した場合は本物の反逆者には勝てません。
また、本来、騎士・魔女・獅子は反逆者に強いですが、道化師が変身した場合には反逆者には勝てません。

新しい遊び方

説明書にも載っていない遊び方をご紹介します!ゲームの進め方は変わりませんが、6役の相性が変化します。
本来は、Joker(黒)がTraitor(紫)に必ず負けるというルールですが、それを無くします。
すくみの関係と、本物は偽物に勝つという関係だけで勝ち負けを決めます。
具体的には、Joker(黒)が変身したHunter(赤)はTraitor(紫)に勝てるようになります。

このルールにすると、Traitorが圧倒的に弱く、Jokerが圧倒的に強いという環境になってしまいます。
実は、今のルールになる前はこのルールでした。最初の運で決まるゲームも多かったためルール変更をしていきましたが、このルールの方が好きという方が一定数いらっしゃいます。ということでご紹介に至ったわけです。
確かに、すくみになっているので、圧倒的な格差がある方が心理戦には向いていたりもするんですよね。とても勉強になりました。

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