紙とペンとハサミでできる心理戦ボードゲーム|二人用心理戦ボードゲーム「Suiri/Sinri」

紙とペンとハサミでできる心理戦ボードゲーム

2023年09月04日 19:16:00

テストプレイはしていません!
紙とペンとハサミがあればできる2人用心理戦ボードゲームを作りました。

<準備>
準備はすごく簡単です。同じ大きさに切った紙を10枚用意します。表に1-5の数字を2枚ずつ書いてお互いに配ります。相手に見えないようにして持ちます。

<手順>
お互いに一枚選んで場に出します。を5回繰り返します。使った数字は二度使えません。

<勝ち負け>
ゲームの状況によって勝利条件が変わります。(このゲームのミソ)
基本的には「小さい数字を出した回数が多い方が勝ち」です。勝ち数が同じ場合、勝ちをとった時の数字の合計がより小さい方が勝ちです。それも同じときは「息ぴったりだね!」と言って引き分けです。
ただし、二人の出した数字の合計が6になった回数が2回以上になると、「大きい数字を出した回数が多い方が勝ち」に変更です。勝ち数が同じ場合、勝ちをとった時の数字の合計がより大きい方が勝ちです。

<考察>
例えば、AさんとBさんの勝負!以下の状況を考えてみましょう。
     A    B
1回目 2   1
2回目 3   3
3回目 5   2
4回目 1   4
5回目 4   5

この状況だと、どっちが勝ちでしょうか?合計が6になっている時が1回なので「小さい数字を出した回数が多い方が勝ち」です。ですが、同じ数字を出した時があるので、勝ち数は同じですね。こういうときは、勝ちになった時の数の合計で決まるのでした。Aさんは4回目と5回目に小さい数字を出しているので、合計はその時に出した1と4の和で5です。一方、Bさんは1回目と3回目に勝っているので、合計は1と2の和で3ですね。よって、合計が小さいBさんの勝利です!

これ、最初の方は運もあると思いますが、相手も自分も条件は変わらないので2回目以降の動きがとても大事になります。1回目で大きい数字を出した方は、大きい数字で勝ちに行きたいので合計が6になるように動くはずです。1回目で小さい数字を出した方は、6になるのは避けたいですね。残り4枚の数字を眺めて、あれ持ってないなとか、あれ出したいだろうなとか後半に行くにつれて読みあいがすごいことになってきます。一回出した手を使えないようなゲームはこうした心理戦要素がふんだんに詰まったゲームを作りやすいです。じゃんけんのような相性が決まっている要素をいれると完璧です。いくらでも作れてしまします(似たものばかりですが)。

ぜひ、このゲームを暇つぶしにやってみてください。自分の手札と照らし合わせながら、簡単な推理もしないといけないので頭は結構つくと思うので、小・中学生にお勧めです。

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